4月1日の新元号発表から早くも2ヶ月が過ぎた。
発表当時はまだこのホームページも完成しておらず
「令和」元号についての思いを書きそびれていた。
一応それなりに考え連ねたこともあって
このままじゃもったいないというか悔しいのでw
このあたりで書き留めておこうと思う。
今回の改元からは、年度初め4月1日に遡って元年度となるという。
以前どこかでも書いたが、平成31年3月31日は現代靈氣法の考案者土居裕先生をはじめ
現代靈氣実践者の同志と過ごすことができた。
当日は知る由も無かったが私の平成最終年度は靈氣で幕を閉じたことになる。
翌日、「令和元年度初日」となる平成31年4月1日には
臼井甕男先生が靈氣を感得された臼井靈氣発祥の地、
京都鞍馬山の大杉権現社にある大杉苑瞑想道場を初めて訪れた。
恥ずかしい話、これで鞍馬山は3度目になるが、臼井先生が靈氣を
感得されたのは魔王殿あたりだろうと勝手に思い込んでいた。
実は瞑想道場付近らしいと知はったのはたぶん今年になってからだ。
瞑想道場にたどり着くと同時に霰(あられ)が降り始める。
ここは瞑想道場なので平気で瞑想ができる(笑)
30分ほどの瞑想の間、霰は降ったり止んだりしながら
時にかなり激しく降った。
瞑想を終えて魔王殿へ向かう途中、今度は雪が降り始めた。
3月の忘れ雪ってのは何度も体験しているが
4月の雪なんて九州生まれの自分には天変地異レベルで
鞍馬山で初めて4月の雪を体験できたのが無性に嬉しかった。
あとでビデオに撮った時間を確認したら11時39分から撮影している。
この日は新元号発表の日。これもあとで判ったことだが、
新元号が発表されたのは11時41分。
新元号発表の直前に鞍馬山では雪が降り始めたのだ!
なんと運命的なシンクロニシティだろう!
古来、白は神聖な色とされ、そのままでも目出度い生き物とされる亀の
白いタイプが見つかったりすると朝廷に献上され、
それが理由で元号が改元されたことが2度もあるらしい。
それが元号発表の瞬間に鞍馬山では白い雪が降ったのだ。
(昭和の最後の年も4月に雪が降ったらしい。)
吉兆に違いないだろう。
この靈氣発祥の地、鞍馬山で靈氣による世界調和を祈りつつ
運命の地の精妙な氣の中で瞑想。
直後に発表された新元号は「令和」(れいわ)。
なんと運命的なシンクロニシティだろう!(笑)
現代靈氣では毎年一月の終わりくらいに東京元赤坂の明治記念館で
新年靈授会が開催され日本全国の靈氣マスターが一堂に会する。
(海外から参加する熱心なマスターも結構いる。)
これまでは、NPO主催で開かれていたが、来年からは土居先生をはじめ
靈氣マスターなど有志が開催することになったため、
今年は北海道から九州までのマスターで有志を募って実行委員会が組織され
NPO主催最後の新年靈授会をサポートすることになった。
このときのメンバーの合い言葉が
「靈氣で日本列島を愛と調和の挟み撃ち」だった(笑)
思えば「調和」が大きなキーワードになっていた。
そして歴代2位の動員数と最高黒字額を記録し・・・
(というか、黒字になることが少なかったみたい^^;)
大成功を収めることができた。
その興奮冷めやらぬ?4月1日の新元号発表が「令和」だ。
ライングループではその日のうちに「れいわ」は
靈氣の「れい」と調和の「わ」。靈氣で調和する「れいわ」とか、
「Spiritual Harmony」の「れいわ」だと大いに盛り上がった。
が、自分は鞍馬山だったので新元号の話題には少し乗り遅れてしまった。
新元号にいろいろと考えたことをスマートフォンのメール機能を書きかけにして
メモ代わりに以下の様なことをつれづれに書き留めたのは4日のことだった。
コトダマ(言靈)にすれば「REI-WA」で靈和と同じ。
「REI」の言靈を持つ漢字で「靈」を意識してしまうのは自分だけではなかった様だ。
むしろ「靈」を本来の意味としてその読みを前提に漢字が選ばれたのかも知れない。
なにせ、神代から続く天皇の譲位に伴う改元なのだから・・・
などと考えるのは深読みしすぎか?(笑)
更に思考は暴走して?「RE」(太陽神ラー)「IWA」(岩)で「岩戸開き」とか
「RE」(太陽神=天照大神)「I」(愛)「WA」(和) で「日本の愛による調和」とか
ちょっと苦しい?連想で「道徳的覚醒」の時代にふさわしい元号だと一人納得したりした。
思えば平成の30年間は平らかに成るために天皇陛下が先の大戦の御魂鎮めを行われた
「鎮魂」の30年だったのかも知れない。
そして「令和」。「令」は「靈」の代用漢字という。
「令和」は「靈和」の時代と成って、「神」を構成する「靈」が「和」して神へと帰る
「帰神」の時代か?
これは数十年の氣の遠くなるような時間をかけて神道の
「鎮魂帰神」が執り行われて、日本は神との大いなる調和、大和へ還るのかもしれない。
いずれにしても天皇の交代により元号が変わる日本は世界一の歴史を誇る国家であり、
その天皇陛下は本来神道による祈りが主たるつとめで有り、その存在は国家の象徴という。
やはり、日本は神道により維持されてきた国家なのだとつくづく思ってしまう。
天皇陛下は紛れもなく、そして絶え間なく神道を守り伝える存在で有り
それによって世界最長の国体が維持され、その象徴とされる存在でもある。
神道は祈りであり、神たる高次元意識体とも言える存在との意識の調和法なのかも知れない。
おのれが意識体と言う存在だと言う尺度を持ったとき、世の中の価値はひっくり返り
調和力という最大の宝に人間は気付くのではないだろうか?
意識の進化した者に嘘は通用せず、「バレたら死刑」というような嘘が
次々と暴き出され、しかしそれさえも受容する調和力によって欲望の嘘は駆逐される。
それこそが道徳的覚醒であり、人間の真なる進化で有り、それが「靈和」から始まる。
そんな予感がしてならない。